樅の木福祉会は「小さな社会」であり「大きな家族」。
この場所が『やすらぎの陽だまり』のような、
温かくて、安心出来る場所であり続けたい。
樅の木福祉会は、1965年(昭和40年)に知的障害児の入所施設「樅の木学園」からスタートしました。当時、知的障害児の施設整備が十分に進まない中、家庭や地域で暮らすことにも困る子どもたちの現状を看過できず「安心して生きていく場」を作るという先達の強い思いの中で、法人が立ち上がりました。
60年の時を経て、様々な皆様のご支援ご協力のもと、現在では法人理念である「やすらぎの陽だまり」のような、「一人ひとりが日々の幸せを感じられる生活」を支えるための総合的なサービスを提供する法人へと成長して参りました。
そして私たちは、障害のあるなしにかかわらず、誰もが互いに尊重しあう「地域共生社会の実現」を目指していくうえで、原点である創設時の思いを引き継ぎ、福祉サービスや制度の枠にとらわれず、地域のニーズに応え続ける法人として歩みを進めていきます。
理事長 村田 伸造